2026/04/28

ホワイトワックスが雪の様!独自の経年変化が楽しめる 協進エルのショルダー ゴースト GHOST

皆様こんにちは協進エル S2ジャーナル バイヤーチーフ野﨑です。

まるで雪をまとったかの様に吟面を覆ったワックスが独特な雰囲気を放つ
革のカットでスタートする今回はブレターニャ社(Conceria la Buretagna)
ゴースト(GHOST)をご紹介したいと思います。
タンナーにご協力頂きこの革の魅力を沢山リサーチできたので是非ご覧下さい!


















ゴーストの歴史は古く1973年に誕生。当時イングリッシュブライドルレザー
にインスパイアを受けたブレターニャ社がブライドルレザーとは異なる
独自のワックスレザーを開発したのが始まりとの事です!


















ワックスが特長の革ですが、原皮にも強いこだわりがあります。
北フランス地区のブレンド種やノルマン種をはじめ、近年はスカンジナビア産の原皮まで
品質が高い原皮を使用。スムースのフルグレインカウハイドをTallow(牛脂)で
グリース掛けを施し、堅牢でありながら柔軟性のある鞣しで仕上げられています。


















この革の特長であるホワイトワックスは加熱した状態で特殊なローラーで
表面に塗布されています。最大のポイントはワックスの定着の仕方!
ワックスは乾いた布、またはわずかに湿った布等で摩擦すると
緩やかに落ちていきます。この〝緩やかに〟がポイントで
吟面の色はしっかりと定着したままワックスがほんのり透ける色合いから、
時間をかける程に磨かれ艶やかな吟面へと変化した独自の風合いとなるのです。


















ゴーストの名前の由来は白いワックスがGHOSTの様に残る事から名づけられたそうです。
次回は実際にゴーストを使用した製品などもご紹介したいと思います。ではまた。
ブレターニャ社ゴースト ショルダー1.7mm前後/約150ds 全6色 ds/¥180(税別)
左から 黒/茶/焦茶/赤/青/ナチュラル




2026/03/30

販売台数3.300台突破☆協進エルオリジナル《レザークラフトハンディプレス》で音を気にせずいつでもレザークラフト!!

皆様こんにちは 協進エル S2ジャーナル バイヤーチーフ野﨑です。

今回は協進エルのロングセラー商品『レザークラフトハンディプレス』の

誕生秘話をお届けしたいと思います。

2018年に販売を開始したレザークラフトハンディプレスはおかげ様で

累計販売台数 3,300台を突破!現在もレザークラフターの皆様に

必要とされるこのプレス機が生まれたきっかけについてお話致します。











バイヤーチーフ野崎のある出来事がきっかけでこのハンディプレスが

誕生するわけですが、当時 友人からオーダーされた1本のベルト、、

ベルト1面に鋲を打ち込んでほしいとの依頼で引き受けたのはいいものの、、

作業としてはカシメを打つための穴をハトメ抜きで打ち抜き、、

カシメ自体を打ち棒で打込み、、40mm程のワイドな幅に細かいカシメを

延々と打ち込むこの作業、、出来上がる頃には肘も痛くなるさなか

追加で×2本作ってほしいと依頼が、、打ち込みもしんどい作業でしたが

一番に気になったのは 打ち込む際の カンカンと響く音でした!

◎画像のベルトは当時の製作風景を再現したもの


















まずは玉飾りカシメを打ち込む為、ハトメ抜きで打ち抜く作業!












次はカシメを打ち込む作業と響きわたる音、、











少しでも騒音を軽減したくて思いついたアイデアが

電動ドリルの先端にハトメ抜きを装着して穴をあけるという

とんでもないアイデアでした!!











このアイデアは勿論失敗に終わりましたが(笑) 一つ収穫があり、、

電動ドリルのドリルチャック!この仕組みはサイズがあえば

様々なレザークラフト工具が装着できるという特長!!











そして 正確に金具をプレスするなら やはりコレです。ハンドプレス機!

おおまかな本体はやはりこの形状で、あとはそれぞれの特長がミックスできれば

すばらしいプレス機が誕生する予感がしていました。

















それぞれの特長をミックスして開発できた『レザークラフトハンディプレス』

私が丸投げしたアイデアを、しっかりと形にして頂いた製造業者の方々にも感謝です!

画像は左が記念すべきファーストサンプルの1号機、右が現在の仕様の物

どちらも社内で現役で活躍してます。クラフターの皆様が( 音 )を気にせず

レザークラフトを楽しんで頂ける!セールスポイントが盛りだくさんの

レザークラフトハンディプレス!!今回は誕生秘話となりましたが、次の機会には

使い方や特長を沢山ご紹介したいと思います。ではまた。



2026/02/06

革用ビーズワックスの新革命☆CLAPHAM'S(クラップハムズ)レザードレッシングは仕上げにも最適!

 

皆様こんにちは 協進エル S2ジャーナル バイヤーチーフ野﨑です。

今回は新商品のワックスをご紹介致します!

カナダのCLAPHAM'S(クラップハムズ)社より届いた
皮革用ビーズワックスレザードレッシング  です!


















40年以上にわたり蜜蝋を主成分とした様々なナチュラルワックスを製造している
歴史あるメーカーより 皮革専用ワックス をチョイスしました。


















厳選された天然の(蜜蝋)を主成分とするビーズワックスは
動物の皮膚を癒すために生成される天然のラノリンとニートフットオイルを配合。
乾燥した革に潤いと輝きを与えるのは勿論のこと、、


















色々と試しているうちに、すばらしい効果を発見しました!
吟面に塗った際に、革の質感    風合い    が劇的に変わりました。 
では、どの様に変わったのかをリポートしてみます。

タンローのコインケースを水性染料ソメル(黒)で染色しました。
吟面は染料を吸って乾いた状態です。
通常はトップコート等で色止めや艶出しをしますが
レザードレッシングを塗り込んで仕上げてみます。


















指先に ほんの微量のワックスをとり塗り込んでみます。
微量のワックスでも比較的広範囲に広がっていきます


















ワックスは表面でゆっくりと滑りながら浸透していく感じです。
更に水性染料の黒が深みを増してきました!


















タンロー ×水性染料ソメル×レザードレッシング
で仕上げたコインケースです。
この艶感が絶妙で、極端なビカっとした艶ではなく、
もとよりオイルレザーの様な自然なタッチに仕上がりました。
更に染料のムラもとれて綺麗に馴染んだ感じです。


















左は染色のみのコインケース。右はレザードレッシングで仕上げたもの!
この質感☆大満足です!ドレッシングの語源の由来は(味付け・彩る)
の意味合いもあり!使ってみて なるほど、、納得です!!


















レザークラフターの方に大推薦のワックスです✨✨
是非一度お試し下さい。ではまた。






CLAPHAM'S
(クラップハムズ)
レザードレッシング 50g
¥2,400(¥2,640

2026/01/20

はじめての質感!協進エルの豚生皮でつくる独自のユニークな革小物!


協進エル S2ジャーナル バイヤーチーフ野﨑です。

今年もレザークラフトにまつわる様々な商品を沢山ご紹介していく予定です。
皆様どうぞよろしくお願い致します。

新年最初のトピックスです。昨年お問合せの多かった豚生皮!
協進エルでも取り扱いがスタートしました。






















通常は鞣すという工程でレザークラフトにも使われる となりますが
この豚生皮に関してはタンニンや薬品を使わず水洗いや乾燥といった
独自の自然な工程で半透明の に仕上げています!

そのままでは固い豚生皮ですが、水分でもどすことで柔らかくなり
透明感と質感はそのままに、独自の可塑性を生かした造形やアクセサリーなどの作品作りにも最適です!























はじめて扱うには難しい素材ではありますが、素材の下準備からクラフトに関して、詳しい解説付きの豚の生皮に特化したこちらの参考書もご用意しましたので是非参考にして下さい。

生皮クラフト sutudio tak creative 税別¥3.000



    






























私自身も豚生皮を使うのは初めて!簡単なものでサンプルを作ればよかったのですが、手縫いで仕上げてみたくなり、カードケースを作ってみました。




















かなり自己流で強引に仕立ててしまったので未完成なところもありますが、この独特な質感はとても新鮮です!























生皮の特長である可塑性と透明感を生かして 型出し したカードケース。
ボディはアリゾナレザーですがアメ色の生皮をプラスすることで
また違った風合いに仕上がりました!
スケルトンな革小物は豚生皮だからこその特長です!!























協進エル 豚生皮 ウス 約0.6mm 120ds前後
¥18,000/枚 

豚生皮で普段とは違った作品つくりにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。ではまた