皆様こんにちは協進エル S2ジャーナル バイヤーチーフ野﨑です。
まるで雪をまとったかの様に吟面を覆ったワックスが独特な雰囲気を放つ
革のカットでスタートする今回はブレターニャ社(Conceria la Buretagna)
ゴースト(GHOST)をご紹介したいと思います。
タンナーにご協力頂きこの革の魅力を沢山リサーチできたので是非ご覧下さい!
ゴーストの歴史は古く1973年に誕生。当時イングリッシュブライドルレザー
にインスパイアを受けたブレターニャ社がブライドルレザーとは異なる
独自のワックスレザーを開発したのが始まりとの事です!
ワックスが特長の革ですが、原皮にも強いこだわりがあります。
北フランス地区のブレンド種やノルマン種をはじめ、近年はスカンジナビア産の原皮まで
品質が高い原皮を使用。スムースのフルグレインカウハイドをTallow(牛脂)で
グリース掛けを施し、堅牢でありながら柔軟性のある鞣しで仕上げられています。
この革の特長であるホワイトワックスは加熱した状態で特殊なローラーで
表面に塗布されています。最大のポイントはワックスの定着の仕方!
ワックスは乾いた布、またはわずかに湿った布等で摩擦すると
緩やかに落ちていきます。この〝緩やかに〟がポイントで
吟面の色はしっかりと定着したままワックスがほんのり透ける色合いから、
時間をかける程に磨かれ艶やかな吟面へと変化した独自の風合いとなるのです。
ゴーストの名前の由来は白いワックスがGHOSTの様に残る事から名づけられたそうです。
次回は実際にゴーストを使用した製品などもご紹介したいと思います。ではまた。
ブレターニャ社ゴースト ショルダー1.7mm前後/約150ds 全6色 ds/¥180(税別)
左から 黒/茶/焦茶/赤/青/ナチュラル

