皆様こんにちはバイヤーチーフ野﨑です。今回はオールペイント特集のVOL.2です
実際に革にペイントしながら詳しくご紹介していきたいと思います。
革は(タンロー)(ルガトショルダー紺)(ブルガノ紺)をチョイスしました。
まずはタンローから吟面を着色しますが、わかりやすくツートンにしてみます。
オールペイントはそのままご使用頂けますが、今回はマスキング後に下地剤を塗布しました
※特に吟面を着色する際には下地剤を塗ることで、『発色』『定着力』が増しますので
事前の処理として是非ご使用頂ければと思います。
タンローの吟面を青色に仕上げてみます。調色しないので このまま原液を塗っても良いので
すがオールペイント(うすめ液)を適量混ぜることで塗料が滑らかになり、塗った際の滑り
も良くなります。
2回塗りで仕上げました。
吟面に着色した際の発色と、この自然な艶感がオールペイントの特徴です。
コバも同様に仕上げました。
今回の撮影で使用した『ツイサポ』もご紹介!作業用ピンセットで革を挟み 自由な角度
に調整できるので、コバ塗りのサポートと撮影で活躍してくれました。
詳細はこちら→ツイ・サポ
次回はルガトショルダーとブルガノのコバ仕上げです。
同じ紺色ですが、吟面の発色や艶も異なる革なので、オールペイントで調色しながら
コバを仕上げてみたいと思います。ではまた。